松山ケンイチ 陽人に寄せる想い
2009年 06月 24日
いままで様々な役柄を演じてきた松山さんが、陽人に対して特別に抱く思いとは?
日本映画magazine vol.9より、松山さんの言葉を引用しつつ、その思いを探っていきます。
文中にはキイナみたいなラブリーな写真がありますよ
大ヒット上映中のウルトラミラクルラブストーリー、もうご覧になりましたか?
主演の松山ケンイチさんの演技があちこちで高く評価されていることも
この映画の注目度を高めている一因なのですが、
そんな松山さんはこの映画についてどう思っているのでしょう?
松山さんの、この映画、そして彼が演じた、
自由奔放な農業青年、陽人(ようじん)に対する想いを、
日本映画magazine vol.9のインタビューから
垣間見ることができます。
松山さんの言葉を噛み締めてみましょう。
注・・・引用文の中の彼=陽人です。
「彼は自分の世界で一人で生きている人だと思います。僕らもそれぞれ自分の世界って
持ってるじゃないですか。だから、彼ほど純粋じゃないにしても、そういう感覚は分かります。
憧れますね、陽人のような生き方って。ある意味、すごく素敵な生き方だなと思います」
「彼のような強い思いさえあれば、奇跡なんて簡単に起こるんじゃないか。そういう
希望を持たせてくれる力がこの映画にはあると思います」
「僕の中で、やっぱりルールとか常識があるんですけど、この映画はそれからは
全く外れていますね。僕は、そういうものは全部面白いと思います。
陽人の生き方もそうですね。子供との接し方、考え方…すごく好きでした。
自分にないものって、やっぱり知りたくなりますね」
「最後、陽人がどうなったのかは、いろいろな感じ方があると思いますけど、
いずれにしても彼は幸せだったんじゃないかなと思います。
不幸だったことなんてない人でしょうから。
今回、そういう陽人の精神に触れて、
この映画以降、僕もちょっと陽人っぽくなっている気がします」
どうでしょう?松山さん、陽人にぞっこんじゃないですか。
「役は恋人」とおっしゃる松山さんらしいと思いませんか?
「すごく好きでした」なんて、告白しちゃってますからね(笑)
松山さんは憧れているのですね、
常識なんて、完全に無視して、
なんの恐怖もなく、想いを実現させるために突っ走る陽人の、
乱暴なひたむきさに。
奇跡を引き起こすほどの、強い想いに。
私たちの行動は、多くの場合、恐怖をもとに決められていると思うんです。
先生や上司と言った、上の立場の人に
怒られるだとか、人を傷つける、とか、人に嫌われる、とか、迷惑をかける、とか、会社を首になるとか、
仲間はずれにされる、とか、世間から白い目でみられるとか。
そんな恐怖をまったく感じていない、陽人というキャラクターは
松山さんの、そして我々の目には眩しく映るのです。
何故なら陽人は「こんな風になれたらいいのに」
という、夢を形にしたような存在だからです。
現実にはそうはなれないからこそ、強く憧れるのですね。
>いずれにしても彼は幸せだったんじゃないかなと思います。
不幸だったことなんてない人でしょうから。
不幸だったことがない人なんて・・・
この映画を観ると、この言葉はとても重い、ということが分かると思います。
松山さんが演じた、『銭ゲバ』の主人公、蒲郡風太郎も、
自らの思いのままに突っ走った人。
風太郎は貧しさ故に母を失ったことから、何でも金で動いてしまう世の中を憎むようになる。
そんな世の中に復讐するため、金の為なら何でもする「銭ゲバ」となる。
だが彼は、幸せを夢見ながらも、絶望のうちに死んだ。
母親を失ってから、風太郎が幸せだったことなんて、なかったのではないでしょうか。
陽人も、風太郎も、強い思いの実現のため突っ走ったと言う意味では
同じなのに、2人は、幸せと絶望、という、正反対の場所へ向かっていく。
この違いはどこから来るのでしょう?
松山さんに、聞いてみたいなあ。。
日本映画magazine vol.9より、松山さんの言葉を引用しつつ、その思いを探っていきます。
文中にはキイナみたいなラブリーな写真がありますよ
大ヒット上映中のウルトラミラクルラブストーリー、もうご覧になりましたか?
主演の松山ケンイチさんの演技があちこちで高く評価されていることも
この映画の注目度を高めている一因なのですが、
そんな松山さんはこの映画についてどう思っているのでしょう?
松山さんの、この映画、そして彼が演じた、
自由奔放な農業青年、陽人(ようじん)に対する想いを、
日本映画magazine vol.9のインタビューから
垣間見ることができます。
松山さんの言葉を噛み締めてみましょう。
注・・・引用文の中の彼=陽人です。
「彼は自分の世界で一人で生きている人だと思います。僕らもそれぞれ自分の世界って
持ってるじゃないですか。だから、彼ほど純粋じゃないにしても、そういう感覚は分かります。
憧れますね、陽人のような生き方って。ある意味、すごく素敵な生き方だなと思います」
「彼のような強い思いさえあれば、奇跡なんて簡単に起こるんじゃないか。そういう
希望を持たせてくれる力がこの映画にはあると思います」
「僕の中で、やっぱりルールとか常識があるんですけど、この映画はそれからは
全く外れていますね。僕は、そういうものは全部面白いと思います。
陽人の生き方もそうですね。子供との接し方、考え方…すごく好きでした。
自分にないものって、やっぱり知りたくなりますね」
「最後、陽人がどうなったのかは、いろいろな感じ方があると思いますけど、
いずれにしても彼は幸せだったんじゃないかなと思います。
不幸だったことなんてない人でしょうから。
今回、そういう陽人の精神に触れて、
この映画以降、僕もちょっと陽人っぽくなっている気がします」
どうでしょう?松山さん、陽人にぞっこんじゃないですか。
「役は恋人」とおっしゃる松山さんらしいと思いませんか?
「すごく好きでした」なんて、告白しちゃってますからね(笑)
松山さんは憧れているのですね、
常識なんて、完全に無視して、
なんの恐怖もなく、想いを実現させるために突っ走る陽人の、
乱暴なひたむきさに。
奇跡を引き起こすほどの、強い想いに。
私たちの行動は、多くの場合、恐怖をもとに決められていると思うんです。
先生や上司と言った、上の立場の人に
怒られるだとか、人を傷つける、とか、人に嫌われる、とか、迷惑をかける、とか、会社を首になるとか、
仲間はずれにされる、とか、世間から白い目でみられるとか。
そんな恐怖をまったく感じていない、陽人というキャラクターは
松山さんの、そして我々の目には眩しく映るのです。
何故なら陽人は「こんな風になれたらいいのに」
という、夢を形にしたような存在だからです。
現実にはそうはなれないからこそ、強く憧れるのですね。
>いずれにしても彼は幸せだったんじゃないかなと思います。
不幸だったことなんてない人でしょうから。
不幸だったことがない人なんて・・・
この映画を観ると、この言葉はとても重い、ということが分かると思います。
松山さんが演じた、『銭ゲバ』の主人公、蒲郡風太郎も、
自らの思いのままに突っ走った人。
風太郎は貧しさ故に母を失ったことから、何でも金で動いてしまう世の中を憎むようになる。
そんな世の中に復讐するため、金の為なら何でもする「銭ゲバ」となる。
だが彼は、幸せを夢見ながらも、絶望のうちに死んだ。
母親を失ってから、風太郎が幸せだったことなんて、なかったのではないでしょうか。
陽人も、風太郎も、強い思いの実現のため突っ走ったと言う意味では
同じなのに、2人は、幸せと絶望、という、正反対の場所へ向かっていく。
この違いはどこから来るのでしょう?
松山さんに、聞いてみたいなあ。。
by sora10305
| 2009-06-24 02:18
| ウルトラミラクルラブストーリー