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かなでと申します。松山ケンイチとオリジナル小説のブログです。要するに日々の萌えについて綴ってます。メールはkenkenken10305あっとまーくyahoo.co.jpまでお気軽にどーぞ☆


by sora10305
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MW-ムウ-第0章~悪魔のゲーム~ 本日オンエア!

映画MW数ヶ月前を描いたドラマ版、本日21時から日テレでオンエアですーー!
終わったら感想書きに来ます!

MW-ムウ-第0章~悪魔のゲーム~ 本日オンエア!_a0131401_20545694.jpg

・・・この画像、玉木さんがいたいけな少年・健をたぶらかして悪の道に引きずり込んでる感が
ありありと見てとれますね。萌えるぞーーー!!!

あれ?ここ松ケンファンブログじゃなかったっけ?とかつっこむのはあとにしてください笑
だってだって、映画「MW」といったら玉木宏×山田孝之ですよ、女子たるもの、
美しい男の人を拝んで目の保養すべきでしょ(ただのミーハーです、すみません)

ドラマ版は佐藤健と、小出恵介も出演しますもの。
美しい男の子もいっぱいだーーーー!!

〈ドラマ概要〉
派遣切りにあった青年(佐藤健)が、モラルを超越した男(玉木宏)と出会ったことで、
物語は動き始める。青年は自分の育った養護施設を守るために、犯罪に手を染めていく。


ではまた、ドラマ終了後に☆

・・・はい、観てきましたーーーー!!
「感想はここから」クリックして下さいね☆
(当然ながら、ネタバレますよ。録画をあとで観る予定の方は、ご遠慮くださいね!)



感想です。
まずはじめに、というかドラマ始まる前の予告で
おそらく視聴者の大半が、同じことを思ったであろう。
そのことについて触れます。

目が覚めると、(健くん演じる)隆志は薄暗い地下室にいた。
左右には拘束され、天井から吊るされた2人の男。
隆志の幼馴染の女の子は、どこか別のところに囚われ、そこには爆弾がセットされている。
携帯電話の画面のなかで、彼女は泣き叫んでいる。

2人の拘束されている男のうち、片方は隆志の母親を殺した犯人、片方は実の父親。
隆志は犯人の方を、殺さなければならない。
テーブルの上に置かれた銃には弾は1発のみ。だが隣にはナイフもある。

犯人を殺さなければ、幼馴染の傍に仕掛けられた時限爆弾を止めることができない。
これは結城の仕掛けた、残酷なゲームだ。
結城(玉木宏)は足元に転がっている隆志を冷たい目で見下ろしつつ言う、
世の中には人を殺せる者、殺せない者という、2種類の人間がいるのだと。
そして冷たく言い放つ。
「間違えるなよ」


・・・はい、満を持して突っ込ませていただきます。

SAWのパクリ!!!?

・・・あーすみません。もう、これ、言いたくて言いたくて仕方がありませんでした。
もはやパクリって表現自体が甘いですよね。パクリどころかシュチュエーションまんまじゃないですか。

あともう1個つっこみます。
孤児の隆志くんは、まず、回想シーン冒頭で派遣切りにあいます。(予告にもありましたが)
そのあと、オンボロのアパートに帰ると、家賃払ってないから退去しろ!!てな紙が
扉に貼ってあります。

で、いろいろあって、小出恵介(すみません役名は忘れました)の持ってきたヤバイ仕事に
関わるようになり、そこで結城に会うのですが、
結城に言われるままに動いて、
汚い裏金をぶんどってきて、その金を、(結城の命令で)ビルの屋上からばら撒く。
1億円分の1万札の雨が降る。
お札はひらひらと空を舞い。
人々はそれを拾って狂喜し・・・


って。
銭ゲバ(第5話)のまんまじゃん!!!

はあはあ、ぜいぜい。文字で叫んで、息切れしました。
それにしても派遣切りとか、オンボロアパートとか、主人公が孤児とか
(とはいいながら父さんは生きているってところも)
ちょっと銭ゲバとかぶりすぎなんじゃないですか????
いやー同じ日テレだからってそれはないでしょう。

あと、結城が隆志を悪の道に誘うときの文句が
You can change the world.

って、あのさ、

L Change the World

と関係がないとは言わせませんよ。しらばっくれたって無駄ですから。絶対関係あるだろ
〈勝手な決め付け)

・・・とまあ、パクリ疑惑が多く、つっこみどころ満載だったんですが、
暗い地下室みたいなところに隆志が拘束され、恐ろしいゲームを
持ちかけられるところから始まって、徐々に、「こんな目に合うなんて、
隆志くんの過去には一体なにがあったか」ということを
回想シーンを差し挟み、明らかにしていく、というやり方はうまいんじゃないでしょうか。
まあ、それもよくある手法ではあるんだけど、
だんだんと話が現在に繋がっていく過程が、するすると紐が解けていくみたいで
気持ちいいなと思いました。

でも、どっちが隆志の父さんかって、あれ、すぐにわかるし、別にひねりとかもなかったですね。
結城さん「赤い方には気をつけろ」とか言って、はじめから答え教えてたし。
最初から、隆志に勝利はない状況でしたからね、実は。
その辺の謎解きとかはどうでもよかったんですかね。
なにはともあれ、
根っから悪い結城さんは素敵です。

でも玉木さん、かっこいいし眼鏡にスーツってヤバイ萌えるんですけど、
なんかあまり悪そうじゃないんですよね・・・・
どこかいいひとそうというか。玉木さん自体がいい人そうだからですかね・・・。
間にやってたデミオのCMのときとあんまりテンション変わってなかった気が・・・
映画では、究極の悪役、結城を演じ切れてるんでしょうか?

健くんの役はものすごくいい役でしたね。あんないい役もらって、ずるいぞおおおお!!!(笑)
どんな演じ方したってかっこよくみえるでしょ、あのラストなら!!!!
「願いごとは、とっくに叶ってたんだ」
とてもとても、切なくなりました。

あと、隆志父の台詞がすごく良かった。
「本当の恐怖は、大事なものを奪われることだ」
いいですねーーー。この言葉に萌えます。

大事なものを守るために命をかけるって、フィクションの世界ではありふれたモチーフでしょうが、
でも、命を懸けて何かをするとか、誰かを守るなんて、そんな理屈に合わないことできるのは
人間だからこそ、なんですよね。
愛のためなら、死ねる、みたいなのは、最も人間らしい行いなのではないかと思います。
だからこそ、人として生きることには意味があるのだなと、思える、というか。
ウルトラミラクルラブストーリーの、陽人みたいにさ。


あ、ものすごいかわいそうな死に方だったけれど、小出恵介の演技、
よかったですよね!一見チャラそうな役なんですが、
彼は彼なりの信念に基づいて生きてたんだ、ということが
ハッキリとした口調から伝わってきて。
お父さんがMWのこと吐かされるシーンらへんでは、小出さんが輝いて見えました。


ドラマ版はなんとなくいい話でまとめられてましたが、
結城さーーーん、あの幼馴染の子、生かしておいて平気なのですか?
たしかに殺したらせっかくのいい話が台無しにはなるけれど、あの子
若干、隆志がやばいことしてたの知ってる様子だった気が・・・?

でも、まだ結城さんはほとんど自分で動いてないし、どんなキャラなのか
イマイチはっきりしませんね。

そんなわけで、映画が楽しみです!!!
7月4日よりショーが始まりますね(ドラマ終わったあとに、結城さん直々に宣伝なさってましたよね)
山田さん演じる神父さんも、苦悩に満ちた表情をしていて
すごく気になる存在だし、山本祐典が今度は健くん的ポジションになるのかなとか、
いろいろなことが、楽しみです。
ただ結城さんが、徐々にぬるい悪になってきたら嫌だなあ。
彼には彼なりの事情が・・・とか、彼にはかわいそうな過去が・・・とか(これは実際あるみたいですが)
そういう、悪事を働く理由付けみたいなのを充実させるのはやめて欲しいです。
悪は悪、でも憎めないし目が離せない。
それだけでいいと思うんですがね。
by sora10305 | 2009-06-30 20:55 | 映画・ドラマ感想